細かいことは気にしない
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月19日 12時22分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
税金滞納で立ち退きを迫られている教会を救うため、
孤児院出身の兄弟ジェイクとエルウッドの二人が駆け回る映画、というのがメインストーリーですが、実際はドタバタのギャグアクションと豪華出演者の歌唱シーンこそがこの映画の本質です。
主演のブルースブラザーズバンドはもとより、キャブ・キャロウェイやレイ・チャールズ、ジェームズ・ブラウンなどの伝説的なミュージシャンが歌を披露してくれます。個人的にはソウル食堂でのアレサ・フランクリンのシーンが最高でした。
ミュージシャン以外も侮れない出演陣がそろっています。
かつてミニスカートで一世を風靡したツイッギーが変わらぬ美しさを披露したかと思えば、某有名宇宙戦争映画からお姫様とマスターの声の人、更にとある有名映画監督までも出演しています。
警察や軍隊をひっかきまわしつつシカゴ市内を逃げ回るカーチェイスも中々の見ごたえです。
難しいことを考えずに、目も耳も楽しませてくれる映画です。