脚本がリュック・ベッソンなので、TAXiシリーズと同じ匂いがするのはご愛敬。
主人公プロの運び屋フランクを演じるのはジェイソン・ステイサム。
命の危険が迫っても、女性に言い寄られても表情の変わらない男です。
笑顔もセクシーですが、真顔のカッコよさのほうが個人的には好きなので、
常に完璧超人的な人間であるフランクには適役だと思います。
敵は細菌兵器を持ったテロリスト、
若干使い古された設定ではありますが、
とにかくよく動くので飽きることはないと思います。
見どころとしてはカーアクションですね、
運び屋だけあって車の扱いはお手の物という感じで、
車輪のあるものならどんなものでも運転できるプロの鑑です。
普段の愛車アウディA8からランボルギーニまで華麗に使いこなします。
格闘シーンもなかなかの見ごたえです。
それを平然とこなすジェイソンの肉体は流石といったところでしょう。
小難しい設定はないので、頭を使わずに鑑賞できる作品だと思います。