呪怨 白い老女
高校生のあかね(南明奈)が小学生のころ、司法試験に失敗した息子が一家5人を惨殺するというむごい事件が起きる。その後犯人は首つり自殺するが、彼は死の直前の自分の声と少女の声が録音されたカセットテープを遺して逝く。被害者の少女はあかねの小学生のころの親友で、ある日昔から霊感の強かった彼女の前に突然その少女が現れ……。
「黒い少女」と同時公開の作品。 過去や現在と物語が絡み、面白い構成になっています。 「黒い少女」の登場人物も出てきて、対にして観ると面白いかと思います。 ホラー的な面白さで言えば、こちらのほうが断然いいです。 「呪怨」であるか、となると「呪怨」ではないんですけれどね。 伽椰子や俊雄も出てきません。 「黒い少女」と合わせて2時間になる作品なのですが、分けた意味がいまひとつ分かりませんでした。 確かに呪いの根源となるものは別なので、混ぜると話が煩雑になるかと思います。 しかし「黒い少女」の方はホラー的にはいまひとつで、本作は脚本はしっかりホラーなのですが不完全燃焼といった感じ。 個人的には本作をもう少し練り込んだほうがよかったのではないかと思います。 演技で良かったのは、司法試験を落第し続ける青年。 本当は諦めたいのに諦めさせてもらえない、という静かな怒りが籠められていてよかったです。 過去パートが面白いので、現在パートの作り込みの甘さが惜しいですね。 あと、少しツッコミどころも……。 おばあさんとバスケットボールという組み合わせの、意味のわからなさはかなり好きです。
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