「白い老女」のほうが面白かったかな……
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月13日 22時44分
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総合評価:
3.0
「呪怨」のスピンオフ的作品です。
60分と大変短く、「白い老女」と同時公開されていました。
大ヒット作の続編にはありがちなのですが、手詰まり感があります。
呪怨はあの「呪いの家」と、そこに入ると呪われてしまうという不条理さが本来の持ち味。
本作では家要素は出てきません。
肝心の「黒い少女」もいまひとつです。
セットの「白い老女」のほうはなかなかにおばあさんが活躍していて面白かったのですが……。
呪怨は基本的にオムニバス形式。その繋がりが面白い点でもあります。
もちろん、シリーズ全体を通して繋がっているのですが……。
終盤から姉である霊能者が登場し、物語的には面白くなってきます。
しかし、呪怨シリーズはほぼ観ている私は若干混乱。
ビデオ版の霊能者・響子とキャラクター性がかぶってるんですよね。
見た目もよく似ています。
もう少し違うキャラクター性の人物をキャスティングしたほうがよかったかと思います。
冒頭のシーンは要チェックですよ!