ALWAYS続・三丁目の夕日
昭和34年、東京オリンピックの開催が決定し、日本では高度経済成長期が始まろうとしていた。黙って去ったヒロミ(小雪)を思い続けながら淳之介(須賀健太)と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父が再び淳之介を連れ戻しに来た。
このレビューにはネタバレが含まれています
前作から4ヶ月後の世界を描いていて、1959年のお話です。東京タワーが完成しましたね。 2007年公開ですので、実際には2年経過しており、淳之介役の須賀健太さんがちょうど成長期で13歳中学1年生になっていて、小学校6年生の役には大きすぎるような印象もありますが、「そういう子もいたよね」と思える程度でした。 女の子が父親の仕事の関係で鈴木オートに預けられますが、どんどん家族になっていく姿が良いですね。堀北真希さん演じる六ちゃんももう立派な家族です。血の繋がりはなくても一緒にご飯食べて寝起きしているということは家族になれるんですね。 芥川賞受賞できるのか、3人一緒に暮らせるのかが気になるところですが、最後まで観ないと分からないようになっていて、ちょっと引っ張るなぁという印象でした。 小日向文世さん演じる川渕康成は淳之介の父親と思われる人で、愛情がないよな感じですが、結局子供を養うのにはお金がいるわけで、吉岡秀隆さん演じる茶川竜之介とどちらと暮らすのが幸せなのかは分からないんじゃないかなと思います。ただ、淳之介が竜之介が良いと言ってるんだから、川渕はお金を出してやったらいいんじゃないかなとずっと気にかかっていました。 幸せって何かなと考えさせられる映画でした。
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