北欧マニアの間では伝説的な映画
2021年2月7日 08時10分
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総合評価:
3.0
総合評価を星4つにしようか迷い、結局3つ付けました。
この映画は、一部北欧・インテリアマニアには伝説的な存在。
映画のそこかしこで使われている家具、食器などがことごとくマニアの話題をさらったからです。自分も愛用している!、もしくは自宅にも取り入れたいと、ストーリーそのものでなく小道具に注目。通常の映画鑑賞とは全く別の熱い視線が送られていたのです。
そんな彼らの間で話題を通り越して伝説となっているのが、おにぎりが登場するシーン。ここで使われたアラビア社の“アベック24H”というブルーのお皿は、この映画の公開年にたまたま廃盤になったこともあり、その価格はうなぎ登り。ずっと入手困難な状態が続いていました。かく言うわが家も毎日のように愛用中。
・・・と、つい映画の本筋から離れてしまいましたが、正直、ストーリー自体は淡々としており(一緒に観た家族によると、同じようなシーンの繰り返しだ・・・と)、北欧に興味が無かったら、私は絶対観ないタイプの作品でした。
それでも、フィンランドの日常生活、町並み、自然が美しく、映画全体に漂う独特の空気感が好きで、今回2度目の鑑賞に至りました。主演3人の女優さんも個性派のベテラン揃い。それぞれの役柄を好演しています。