悲惨だけど痛快、ブラックコメディ。
2020年5月13日 15時41分
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総合評価:
4.0
主演、マーゴット・ロビー。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドや、ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREYでも活躍されてますね。
アイ・トーニャは、アメリカ人としてはじめてトリプルアクセルを成功させたフィギュアスケート選手、トーニャ・ハーディン実話が元になっています。
1994年の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」、私は小さかったので全く知らない事件であり、まっさらな状態でこの映画を鑑賞しました。
トーニャ、トーニャの母、トーニャの夫、夫の友人、登場人物のキャラが濃すぎます。笑
いい味出てます。特にお母さんのキャラが強烈です。
トーニャの母を演じたアリソン・ジャネイさんの鬼母っぷり・・実際に存在していたら間違いなく距離を置きたい人格で素晴らしい演技でした。アカデミー賞助演女優賞を受賞されたのも納得です。
アメリカの貧困層、格差社会・・スケートの実力があってもお金がないと活躍に歯止めがかかってしまう、鬼親が弊害になる、色々と考えさせられる作品でした。
夫の友人のおデブちゃんを演じたポール・ウォルター・ハウザーさんも頭が悪い演技が非常にうまい!彼が主演する「リチャード・ジュエル」もこれから見たいと思います。
貧しい家庭にて、幼いころから厳しく育てられたトーニャ・ハーディン。その才能と努力でアメリカ人初のトリプルアクセルを成功させ、92年アルベールビル、94年リレハンメルと二度のオリンピック代表選手となった。しかし、彼女の夫であったジェフ・ギルーリーの友人がトーニャのライバルであるナンシー・ケリガンを襲撃したことで、彼女のスケート人生の転落が始まる。
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