誰もが誰かの子ども
2021年8月28日 16時59分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
シリアスからコメディ、殺し屋から人情深いヤクザなど、オールマイティ俳優ユ・ヘジンが主役のコメディ映画。
何回観ても面白い。
ユ・ヘジン演じるパパと息子が、タイトル通り、レスリングを通じて親子の絆を深めていくコメディ…と思ったら、大間違い。ある要素も絡んできて、思春期の息子が大爆発。
その原因が…
レスリングのユニフォームを着こなすユ・ヘジン。息子のスパーリング相手。若い頃の夢を息子に託している、スポーツ選手で親がコーチ(話は違う)にありがちな話。
そこをユ・ヘジンのコメディアン力と演技力の実力が素晴らしくカバーする。
ジムでインチキ臭いけど、やってみると絶対出来そうにないエアロビクス教室で生計を立てている。
この時のエアロビクスという名の運動が、笑える。
ある要素の重要人物の目線で見るユ・ヘジンも最高。
驚いたのが、脇役。
ダラけているけど、仕事する時は決める上司が似合うソン・ドンイル。
もう1人は、邦画や日本のドラマでも見かける女優シム・ウンギョンの有名な映画を観ている人は楽しみが倍。
そして、名前を知らないお見合い相手の女優のコメディ演技が良かった。ドラマに出ていたら是非観たい。