不思議な魅力
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月21日 15時19分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
「夢のチョコレート工場」で知られるロアルドダール原作、ロバートゼメキス監督という夢のタッグが実現した作品です。
とても印象に残っているのは、思っていたよりエグい描写に挑戦していることです。
魔女が登場するので当然魔法で色んなことをするのですが、その一つ一つがしっかり「こんな目には会いたくない」というふうに思わせてくれます。少し連想したのはスピルバーグのインディジョーンズシリーズなどです。
あちらもなかなかエグい描写があり、子どもの時は怖くて観れませんでしたが、ああいった体験をしたい方にはいいかもしれません。
気になったのは大見せ場になるべき最後の方のシーンがとてもこじんまりとしてしまっていたことです。
子ども向けの作品としては気にならないかもしれませんが、どうしてももっと魔法モノならではの大展開を見たかったです。
全体の見せ場も決して多くないので「あれ、これでもう終わり?」となってしまいました。気軽に観たい、そこまで感動とかしたくないという気分の方にはいいのかもしれません。
ただラストの結末は意外でした。本来ならこうなるだろうなという想像をしっかりと裏切ってくれました。これは原作を読んでいなかった分、楽しめたのかもしれません。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・勇敢
- ・かわいい
- ・コミカル
- ・ファンタジー