ハウス・ジャック・ビルト
1970年代のワシントン州。建築家志望の独身技師ジャック(マット・ディロン)が車で人けのない雪道を通り掛かると、女性(ユマ・サーマン)が車が故障したと助けを求めてくる。ジャックは彼女を車に乗せ修理工場まで送るが、彼女は急に態度を変えて無神経で挑発的な発言を繰り返し、ジャックは彼女に怒りを募らせる。
映画のレビューサイトの点数を参考にする方は多いと思うが、点数が低いからと言って面白くない映画とは限らないのである。 この映画に点数をつけることは出来ない。つけてはいけない気がするのである。本当なら星は0でも良かったと思っている。 圧倒的な醜悪と、映像美(ある絵画のようなシーン)!!流石に人の神経を逆なでするのが上手なラ―ス・フォン・トリア―監督作品なのである。 どうしても私の薄っぺらな道徳心が邪魔をして、どう評価していいのかわからないのである。 身勝手で残酷で潔癖なこの主人公が不快で不快でたまらないのに、なぜかひきこまれるのが恐ろしいのである。 人の持つ最も醜く残酷な一面をもってしても、この男の様にはなれない筈である。 アートの様に殺人にのめり込む男の12年間を5つのエピソードで明かされるのだが、不謹慎にも笑いそうなところがあったり、思わず美しいと思ってしまうシーンや音楽のカッコよさに、どこかで楽しんでみている自分にハッとさせられて、悔しい思いをする映画なのである。
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