不思議過ぎる世界観
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月5日 15時19分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
とてもキレイな映像と不思議すぎる世界観がティムバートン監督らしい作品。
不思議というか、見る人によっては不気味とも思える世界観ですが、私はとても好きでした。
子どもたちがチョコレート工場に…というメルヘンのような話に見せかけて、内容はかなり大人向けでした。ブラックジョークが過ぎる作品です。
貧乏な家に生まれた男の子が全てを手に入れる物語ですが、主人公の男の子が素朴で素直ないい子なので、最後まで嫌みっぽくなく応援できます。
ミュージカルのような歌と踊りは明るくて楽しい音楽とは裏腹に、内容はかなりブラック。嫌みな子どもを批判するもので、これは好みが分かれるかも知れません。そもそも子どもはあのままで大丈夫なのか…。
全体的にテンポも良く、飽きることなく見られました。
でもウンパルンパの歌や踊りやジョニーデップの衣装、ブラックジョークが気になり過ぎて、テーマである「家族が大切」みたいのは全然入っすてきませんでした。