シャマラン監督の謎解き作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年10月7日 19時46分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
19世紀末のアメリカ。森に囲まれた閉鎖的な村が舞台です。
その村の掟は「森に入ってはいけない」。
怪物がいる、といわれています。
そんな中で暮らす、村長の娘アイヴィーは盲目でした。
この村は自給自足しているのですが、画面をよく見てよく考えると違和感に気づくかと思います。
そこがこの作品の最大のトリックです。
アイヴィーは恋人を助けるために許可を得て森に入ります。
そして怪物と対峙することになるのですが……。
この辺りまでがとてもよくできていたため、アイヴィーの演技が目が見えないとは思えない動きなのが惜しいです。
「怪物」から逃れ、なんとか森の果てについたアイヴィー。
村の外の世界に初めて触れるアイヴィーには、周りがどうなっているのか分かりません。
視聴する側は分かりますよ。先に書いた通り、ところどころで違和感があるので「やっぱりね」と思いました。
「怪物」がなんであったかも最後で分かります。
画面をよーく観察して観るのをお勧めします。