検索 映画ポップコーンについて
登録/ログイン

「富江の描写が惜しい」 富江 ぱぴこさんの映画レビュー

富江 Tomie

富江の描写が惜しい

2021年2月20日 12時48分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
伊藤潤二氏の同名コミックの映画化です。
原作を読んでから視聴しました。
この「富江」という少女。
オカルト漫画の分野では「ホラークイーン」とも呼ばれています。
あまりの美しさに男たちは取り込まれ、なぜか破壊衝動すら産んでしまう。
女性は嫉妬、あるいは過度な憧れを持ってしまう。
というのが原作の流れです。
映画のほうでは、多少そういった描写があるものの少し物足りない感じがしました。
富江の写真に「ばけもの」と書いたものがたくさんあるのも、主人公・月子の富江に対する嫉妬なんですよね。
ここは原作にもあるエピソードを少しアレンジした感じで「おっ」と思いました。
それだけにもう少し掘り下げてほしかったかなー。
しかし、本作で富江が物語を動かし始めるのはかなり後。
この辺りがうまいと思いました。
それまでは後ろ姿のみの描写で、満を持して登場した、という感じがいいです。
富江役の菅野美穂さんはきれいですし、いいのですが、髪が若干荒れた感じなのが惜しいです。
富江はパーフェクト美少女で、髪の美しさから起きる物語も原作にあるため、その辺りが気になりました。
原作は「もしかしてギャグなのか」というほどの滑稽さをもった演出もあるので、そこもあったらもっと面白かったかもしれません。
詳細評価
  • 物語
  • 配役
  • 映像
  • 演出
  • 音楽
イメージワード
このレビューは役に立ちましたか? 役に立った

オススメ情報

↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓

【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版

→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版

映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!

似ている作品