ダンスがすごいけれど
2021年1月21日 11時45分
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総合評価:
3.0
インド映画にはダンスがつきものということは知っていましたが、物語の途中で突然歌が始まりどこからともなく現れた大量の人々が踊り始める、という展開に最初は戸惑いました。最初は思わず笑ってしまったのですが、だんだんと慣れてくるとこれが癖になる感じ。
歌詞がまじめというか純朴というか、ご教訓も含まれた内容なのですが、ダンスがとてもセクシーで水準が高く、見ごたえがあります。
セットも衣装も豪華で、信じられないような豪邸が出てきたり、ダンスのシーンごとに衣装が変わったり、飽きませんでした。
物語自体は、あまりにも勧善懲悪で単純、主人公ムトゥとヒロインの恋も、なんでこの二人がくっつくの?と思わないではいられなかったのですが、一応最後は納得のいく形で終わりました。
ムトゥを演じたラジニカーントはインドでは人気の俳優さんのようなのですが、どこが魅力なのかややわかりにくいです。ヒロインはとても美しかったのですが…
すごかったのは馬車を使った逃亡シーンで、たくさんのエキストラを使って体を張ったドキドキする展開でした。