楽しく観れました。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月7日 16時22分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
何といっても色相がカラフルなのと、テンポの良い展開が気に入っています。
カクレクマノミで、父子家庭に育つ小さなニモは胸ビレが片方小さいのが特徴で、そんな事もあってか父親のマーリンがとっても過保護というか心配性なのが面白いです。
そんなニモが人間に捕まってしまい水槽暮らしをするシーンが印象的で、ある計画をニモが、小さな体が故に浄化槽の隙間に入り込んで成功に結びつけるという細かな設定が良かったです。もちろんニモ自身も勇気を出してトライしていくのも素敵な点でした。
また、ニモを探しに行くマーリンにはドリーというとてもとぼけた性格の仲間ができ、特に一緒にクジラに飲み込まれた時のクジラ語を話せるというドリーと、最初は聞く耳を持たずに不安感一杯のマーリンという対照的な2匹の様子が面白かったです。
他にも、大洋にはとても流れの早い部分がありそこを使って海亀たちと旅をする事や、クラゲの傘をジャンピングしたり、サメとの出会いなど印象的なシーンも盛り沢山で、とても楽しい海の冒険物語でした。