少し難しかったです
2021年9月8日 18時33分
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総合評価:
3.0
ケネディ大統領の時代に起こった「キューバ危機」を題材にした作品との事に、どう政府・軍部内などで話が進んでいったのかを(脚色もされてはいると思うのですが)、その雰囲気をゆっくりと味わう事ができました。
しかし、私自身は政治的な事は明るくないので、どうしてキューバに核ミサイルを配備しようとする流れになっているのかが分からず、ちょっと調べながらの視聴となりました。キューバはアメリカからの侵攻を危惧し、友邦のソ連に武器を依頼した事から、冷戦時代にあっては「核」が戦争を抑制するという考え方から配備へと進んで行った経緯のようで、それをアメリカ国内でどう対処していったかを観て行けるのが良かったです。
政府としてのマスコミとの関り、軍部との激しい会議、裏で動く人々、はたまたソ連との駆け引きなど盛り沢山に取り入れられていて、逆にそれについて行くのに少し大変さも感じられたからか、ちょっと最後まで観るのに長く感じてしまいました。
ケビン・コスナーの抑えた演技が渋くて良かったです。