ラスト サムライ
南北戦争時代のアメリカ。北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉は南軍やインディアンと戦いの中、無関係のインディアン部族を攻撃し、子供たちを撃ち、良心の呵責に悩まされ酒浸りになる。日本の実業家の大村はバグリー大佐を介し軍隊の教授職として雇いに来ていた。当時の日本は明治維新で近代国家建設のために急速な近代的軍備増強が必要だった。多額の報酬に魅せられたオールグレンは、僚友ガントとともに日本に渡り、軍隊訓練を指揮する。
トムクルーズ演じる主人公は南北戦争での出来事に心を痛めていて、半分廃人のような生活をしていたところに日本での軍人育成の仕事が舞い込んでくる。来日の理由はお金だったけれども自分の運命が敵との戦いで負けた事でどんどん変わってくる。この心の変化がこの映画の一番見てもらいたい部分です。映画の撮影場所が海外だった事で田舎の風景は少し違和感があるのだけれどもこれは海外の人にはわかりにくい事なので、あまり気にしなくていいかもしれません。武士道とは現代に生きている私には理解しにくい事ですが、自分たちが築き上げてきた伝統や文化を蔑ろにする事ではないということはわかりました。新しい事を取り入れていく事は悪い事ではないが、それに反するものは悪という極端さは恐ろしさを感じます。最後に政府軍と戦う場面では勝つということよりも、生き様を見せるのだということをひしひしと感じさせます。サムライから人はどう生きるべきなのか教えられる映画ですね。
このレビューにはネタバレが含まれています
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