レベルの高いモンスターパニック映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年5月20日 07時03分
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総合評価:
5.0
モンスターパニック映画はB級映画になってしまうものも多いのですが、これは最後まで楽しむ事ができました。
なぜ飽きなかったのかは様々な要素が絡んでいたからだと思います。まず遺伝子の研究で凶暴な生物をつくっているという科学的な部分、凶暴になった動物にゴリラがいてどことなくキングコングを思わせるシチュエーションになっている事。ゴリラは人間と意思疎通ができるほど信頼している事。巨獣でも大きさはまちまちで最終的に戦ったらゴリラはどうなるのかなど想像をものすごく掻き立てるからです。
この研究を進めた悪役のボスですが、これだけの事をしておきながらまだ金儲けができると考えている設定は少し違うかなと思ったけど、まあそれを忘れさせるぐらい巨獣の存在が大きかったですね。
個人的にはオオカミが一番好きですね。オオカミを討伐するために部隊が派遣されるのですが、ヘリコプターを破壊してしまうシーンは本当に巨獣の躍動感が出ていて素晴らしいです。
ゴリラの凶暴性がなくなって残りの巨獣と戦う場面は、完全にキングコングですね。キングコング好きだからこの映画の評価が高くなってしまうのかもしれませんが。
ゴリラのジョージはユーモアがあってふざけてるから、癒される部分もあってそこもいいですね。
イメージワード
- ・楽しい
- ・笑える
- ・泣ける
- ・恐怖
- ・勇敢
- ・パニック