ランペイジ 巨獣大乱闘
ある遺伝子実験の失敗からゴリラやオオカミなどの動物が巨大化し、所構わず暴れだす。動物たちは、破壊活動を続けながら北米大陸を横断し、高層ビルが林立する街で大乱闘を繰り広げる。人々が逃げ惑う中、軍隊が出動し銃やミサイルで攻撃するが巨獣たちの暴走を抑えることはできず……。
このレビューにはネタバレが含まれています
この映画のあらすじやポスターなどを観て、B級映画の様な印象を受けた方はいないであろうか?かくいう私も、実際に観る前の最初の印象は、きっとB級っぽい映画だろうな、でした。 しかし、実際に観てみると、これがB級どころか、A級といってよいほどの、最初にB級だと勝手に決めつけた自分が恥ずかしくなるくらい、映像もストーリーもとても素晴らしく完成度の高い映画でした。 まず、なんといってもこの映画のすごいところ、それは、主人公のドゥエイン・ジョンソンとキングコングがタッグを組んで、迫りくる恐ろしい怪物たちと戦うという、これには本当に驚かされました。 そして、圧倒的な戦闘シーンもすごいですが、ひたすら怪物たちと戦うという単純な内容に終わっていません。そこにはちゃんとした、意味付けやカタルシスが存在していて、興奮と感動を覚えました。本当にこの監督の見る人を最後まで飽きさせない、技術と映像センスには頭が下がります。 もし、観る前にB級っぽいイメージをもたれた方には、特に観て頂きたいです、観た後絶対にイメージが変わりますよ!
モンスターパニック映画と言えば、どちらかと言えば、いわゆるB級ノリの作品が多い気がしますが、この映画はそんなB級ノリなんかではなく、正真正銘A級と言っていいほどの、モンスターパニックアクション映画です。 何と言っても、主人公のドゥエイン・ジョンソンとキングコングがタッグを組んで、凶暴なモンスターと戦うという、とんでもないアイデアを、ここまでの完成度で映画に仕立て上げたということ自体、驚嘆に値します。しかも、単なるモンスターバトルだけでは終わってはおらず、興奮、爽快感、感動、しっかりとしたカタルシスを感じる展開、そして、ほんわかした笑いまで入っているという、すごい映画です。 これは、監督の技量によるものであるとは言うまでもないですが、脚本と編集・演出が、完璧なことによってなしえているのではないかと思います。最初から最後まで観る物を飽きさせないテンポのよさも最高です。 それでいて、単なるワンパターンには終わってません。ひたすら街を破壊する巨獣達、お互いの種族を超えた友情、そして主人公のドゥエイン・ジョンソンといった重要な人的要素を上手くまとめあげ、それでいて、あとを引くことなく爽やかに終わるとても後味の良い映画だと思います。
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