劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト
聖翔音楽学園の第99期生、俳優育成科で出席番号15番の大場ななは、中学校時代に演劇部に所属していたが、部員は彼女だけだった。しかし、この学園で仲間と共に舞台を作り上げる喜びを知る。ある日、キリンが主催するオーディションに参加し合格したななは、運命の舞台として「第99回聖翔祭、あの一年間の再演」を切望する。
只の演劇百合アニメだと思って舐めてかかると足元すくわれます。 古今東西ありとあらゆる前衛芸術のエッセンスを超絶センスで散りばめ捲った、スーパースタァ・スペクタクル・超時空レヴュー。 PG-12指定などにならなかったのが不思議な位のショッキングな場面もあり、子供向けでは決してないです。 テレビシリーズの続きの劇場版なのですが、予習は後からで構わないので、とりあえずいきなり観てしまってOK。そしてガツンとノックアウトされてしまったら、それから色々手を出せば良いです(アニメ以外にも、コミックや2.5次元舞台も展開されている)。 巷では「クソデカ感情」とも称される、百合カップリングのネットワークがてんこ盛りで、火花を散らしあうという心情を、実際に映像として「謎時空の舞台上」で互いに剣を携えてしのぎを削ってのバトル(作中では「オーディション」と呼ばれる)と歌で表現してしまうところに本作の醍醐味がある。 そこのところにトッピングとして冒頭に書いたエッセンスの濃厚ソースがたっぷりとかけられているのだから、一度観ただけではオーバーフローするほど。 気に入ればリピート必至のクセになる作品です。
TVシリーズが4年前ほどに放送され、ソシャゲ初のアニメながら一部に熱狂的なファンを沸かせていた今作。私自身も、TVシリーズを楽しんで見た身ではあったので、期待を胸にこの劇場版を鑑賞しに行った。 しかし、これがこちらの予想を遥かに超えるとんでもない傑作だった。 まず、今作は高校卒業を控え進路選択に悩む舞台少女たちというのが物語のメインの軸となっている。この「卒業」という要素が、これまで数多ある学園ものアニメや映画などで扱われてきたがやはり否が応でも涙腺が緩んでしまう。 また、各舞台少女たちの進路選択に付きまとう友情、夢などもメインの物語として描かれる。こういったアニメでは、各キャラ同士の組み合わせを楽しむものが要素としてあったりするが、今作ではTVシリーズで描き切れなかった軋轢なども解決されていく展開が後半のパートに当たる。前半部でも驚きの展開や演出の連続に圧倒されるのだが、この後半パートの各キャラの本音のぶつけ合いに落涙してしまった。 また、劇場版ということで舞台装置の演出やアクションも格段にパワーアップしており、音響面でも確実に劇場公開を意識した音作りがされている。まさに、劇場で体感してこそ煌めきを放つ作品として完成していた。本当に圧倒された。
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