ミニマリストを目指して断捨離しまくる
2021年2月22日 20時04分
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総合評価:
4.0
スウェーデンに留学を経験した主人公のデザイナー、チュティモン・ジョンジャルーンスックジン演じるジーンは、母国のタイ・バンコクに戻り仕事をしておりますが、オフィスがないことが仕事に影響があるため実家をオフィスに改装するプランを企てます。
そんな実家はモノに溢れた屋敷。お母さんは毎日ベッドでは寝ず、リビングの椅子で寝てしまうような女性。背景には旦那(ジーンの父親)が家出をし出て行ってしまったことが影響していました。その父親がよく弾いていたグランドピアノは今は誰も弾いておらず、ジーンは断捨離のため売りに出したいのですが、母親は過去の記憶にすがり売りたがりません。ジーンは自分のもの家族のもの、をどんどんと断捨離して行きますが、親友からもらったものを捨てたことを親友に見つかってしまい険悪になり、人からもらったものは捨てずにもらった人へ返すことを始めます。
今まで適当になってしまっていた過去の人間関係を見直すきっかけにも。断捨離は少し前かはブームになってどんどん捨てて気持ち良いですが、少し考えさせられるストーリーだったと思います。簡単にいうとひたすら断捨離するストーリーなのですが、それに伴って人生を見直すというお話で、メッセージング性がありました。