裏切らない展開に最後まで目が離せない
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月27日 21時49分
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総合評価:
4.0
前作のマスカレード・ホテルの続編ということで、劇場で鑑賞しました。
今作も木村拓哉さんが演じる新田浩介がホテル・コルテシア東京に潜入し、長澤まさみさんが演じる山岸尚美と協力し大晦日のカウントダウンパーティーで起こる事件を解決する内容です。
自分でも犯人を推測しながら観るのが楽しみの1つですが、前作同様ホテルでの事件ということもあり、豪華俳優陣で登場人物は多め。それぞれ全員が怪しく感じます。さらにカウントダウンパーティーは仮面舞踏会で顔を隠したらもう全く犯人の予想ができなくなります。それでも最後にはそれぞれの怪しい理由や犯人の巧妙な罠が明らかになり、予想外の人物が犯人という結果。まさに東出圭吾作品という感じの人の心理をうまく利用したストーリーになっており、ミステリー好きには満足いく作品になっていると思います。
さらに、所々で「くすっ」と笑える要素も盛り込まれており最後まで飽きない映画でした。
また、ストーリーの最後には新たな展開もあり、もし続編があるのであればまた映画で見たいと感じました。