おいしいコーヒーの真実
最も日常的な飲み物として愛され、全世界で1日あたり約20億杯も消費されているコーヒーは巨大な国際的貿易商品になったが、コーヒー農家の多くは困窮から破産に追い込まれるケースも少なくない。カメラはそんなコーヒー産業の実態を暴きながら公正な取引を求めて世界中を飛び回るタデッセ・メスケラという男の姿を追う。
私はコーヒーが大好き。朝の一杯がないと、すっきりしないくらいです。 本作は、そんなコーヒーの豆を作る生産農家と、農家の組合長を中心に描いた作品です。 主な舞台はエチオピア。そこでは農民たちがコーヒー豆を懸命に作っています。 しかし、それに見合う対価はあまりにも低すぎるのです。 消費者に届く末端価格に対して、彼らが受け取る利益は数%。 世界中でコーヒーが愛飲されているのにも関わらず、彼らは子どもを学校に行かせることすらできません。 毎日飲んでいたコーヒーのそんな裏側に衝撃を受けました。 私はエスニックな物が好きで、よく買います。 中にはフェアトレードの商品を手にとったこともあります。 フェアトレード商品は、特に高くはありません。 きちんと商品に見合った価格になっていたのを覚えています。 安く仕入れて高く売るのが資本主義だと言ってしまえばそれまでですが、生産者がいなくなってしまえば「物」は手に入らないのです。 飢えと貧困に苦しむ生産者。 それに対して、カフェで店長をしている優雅な女性や「おいしいコーヒーの淹れ方」を競う男性などの欧米諸国の人々。 その対比がくっきりと描かれていました。 発展途上国をそう足らしめているのは誰なのか。 その責任は我々消費者にもあるのだ、と強く感じる作品でした。
↓↓みんなが読んでいる人気記事↓↓
→【2024年】動画配信サービスおすすめランキングに注意!人気を無料や利用者数、売上で比較!徹底版
→【すぐわかる】動画配信サービスおすすめランキング【忙しいあなたへ】人気を無料や利用者数、売上で比較!簡易版
→映画のレビューを書くと、あなたの好みの映画が見つかります!
✅映画解説 ✅口コミ ✅映画の豆知識・トリビア ✅ネタバレありなし考察 ✅どの配信サービスで見られるか 映画に関するあれこれが、この1サイトでぜーんぶ出来ます。