やるときはやる、銀魂らしい作品
2021年2月28日 14時00分
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総合評価:
5.0
原作やアニメでも描かれる紅桜編の劇場版です。
妖刀「紅桜」のチカラに魅せられた人斬りが銀さんの前に立ち塞がるストーリーです。
この作品の特徴はなんといっても坂田銀時、桂小太郎、高杉晋作の攘夷志士最強の三人が戦うシーンにあると感じました。
これまで、桂や高杉の強さはベールに包まれている感がありましたがついに描かれます。
また、重要なシーンでもところどころでギャグを挟んでいく、でもしっかり締めるところは締めるという銀魂らしさが出ている作品です。
ファンの中には、この人斬り自身の能力が高くないとの指摘がありますが、むしろ私はこの人斬り自身の能力が高くないからこそ、このコンプレックスを解消するために紅桜のチカラに魅せられて、紅桜に溺れていった、この紅桜は持ち主ではなく刀自身のチカラで戦うことが最も強いと高杉晋作は知った上であえて紅桜のチカラに魅せられて溺れていくであろう人物を紅桜の持ち主として選んだのではないかと思います。