ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの歌合戦が素敵!
2020年6月24日 16時13分
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総合評価:
5.0
貧しい文学青年クリスチャンが、ひょんなことから「ムーラン・ルージュ」のナンバー1であるサティーンと恋に落ちる映画です。
これだけなら「よくある」のですが、なんとミュージカルとして制作され、派手な演出と独特の美意識で知られるバズ・ラーマンが仕上げました。
クリスチャンには、ユアン・マクレガー。サティーンにはニコール・キッドマンをキャスティングし、何と彼と彼女の歌声を中心にストーリーを展開させます。
使われる音楽は、デビッド・ボウイやファットボーイ・スリムなど多種多彩。それら全てに振り付けと歌が付けられており、豪華すぎて涙が出そうになります。
驚くのは何といっても主役2名の歌唱力!上手過ぎて驚きます。
もちろんデュエットもあり、またその息が合ったハーモニーも素晴らしいです。ハリウッド俳優や女優ではなくても、歌手として生きていけそうと思わせます。
さらに紳士の嗜みの場「ムーラン・ルージュ」自体のセットも壮大かつ美麗です。出てくる娼館の女性たちの衣装もみんな凝ったもので、セクシーです。しかも同じ衣装なしなのが素晴らしく感じました。
音楽だけでも十分に楽しめる作品なのですが、貧乏青年クリスチャンと玉の輿を狙うサティーンの恋愛も先が気になる作りになっています。最後まで彼らはその愛を保つことが出来るのでしょうか。
女性は衣装やメイクなどにも注目してください。
どの衣装、メイク、ファッションも美しく、配色センスがたまりません。
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