明日の空の向こうに
ポーランドと旧ソ連の国境沿いに位置する貧しい村、身寄りもなく鉄道の駅舎で寝泊りしている3人の幼い少年たちは、物乞いや盗みをしながら日々を過ごしていた。外国に行けば豊かな暮らしができると夢見て、彼らは国境を越える冒険の旅に出る。道中出会った人々に支えられ、さまざまな試練を乗り越えた少年たちは、ようやくポーランドの町にたどり着くが……。
映画の最初の方で、木造の駅舎や馬車などが出てくるので‘30年代くらいの話かと思って観ていると、携帯電話やペットボトルが出てくるので、現代のストリートチルドレンの話だと解ってくるという構成です。 ストリートチルドレンが3人で国境の南に行けば豊かに暮らせると、周囲の大人にお金や食べ物をもらったり、くすねたりしながら国境を目指します。 そうして夜に、なんとか自分たちで国境のフェンスを潜って南側のポーランドに行きますが、そこでは北側の貧しい子供に同情しつつも、規則で「亡命する」と言わなければ受け入れてもらえません。 少年たちはまだ小さいので、そのようなことは知りません。 さらにポーランドの子どもたちは貧しいロシアから来た相手とのことでバカにして囃し立てます。 同じ年代の子供でもどこで生まれたかで扱いが全く違ってくるというのが印象に残る映画です。 近年は移民、難民問題で先進国やEU加盟国が色々と揉めていますが、国ごとの格差というものについて考えさせられる内容です。
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