独特な主人公
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月6日 13時23分
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総合評価:
4.0
全編にわたり、ジュリア・ロバーツが露出の多い派手な格好をして、雑な態度でいろいろな相手と交渉して渡り合います。彼女の働いている弁護士事務所の弁護士は、自分の事務所の規模や能力を知っているので、大企業相手の訴訟にしり込みしますが、単純なエリンは構わず突き進みます。 大企業相手の訴訟ということで、被害者たちの中には、そこそこの賠償金で早めに手を打ちたがる人も出てきますが、単純なエリンは何とか彼らを激励して水質汚染とその被害に見合った保証を企業にさせようと奮闘することになります。 ジュリア・ロバーツをほかの映画で知っている人には、こんな雑で派手な役をしっかり演技できることを意外に感じるのではないでしょうか。 スティーブン・ソダーバーグ監督の他の映画の主人公たちは、知的でクールな設定が多いですが、この映画は他とはかなり違う主人公になっています。