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「名コンビ登場」 特捜部Q 檻の中の女 dareさんの映画レビュー

特捜部Q 檻の中の女 The Keeper of Lost Causes

名コンビ登場

このレビューにはネタバレが含まれています

2021年5月19日 10時48分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
人気シリーズ特捜部Qの一作目に当たるものです。
主人公の刑事カールは自分の不手際で部下1名を亡くし、もう一人の部下に重傷を負わせてしまいます。
カール自身は職務に復帰し転属させられるのですが、その転属先は「特捜部Q」でした。
しかし、そこは特捜部とは名ばかりの資料整理班でしかありません。
同僚はアサドという刑事のみ・・。
というのが導入部です。
名作の法則みたいなのがありまして、その一つに「異人種がタッグを組むと名コンビになる」というのがあります。
この特捜部Qに登場するアサドとカールも同じ国に住みながら異人種タッグとなります。
カールは白人ですが、アサドは名前から分かる通りアラブ系の男性です。
このコンビが非常に良い。
アサドが粘り強く、口が利けなくなってしまった人物から情報を聞き出すシーンがあるのですが明らかにカールの手法とは異なっています。
なんとなく中東系の人の気質という感じがします。
このコンビでなければ事件は解決しなかったであろうというストーリー上の必然性になってる感じがして良いですね。
ポリコレ全盛の現代ですが、違和感なくスパイス程度に人種間の「気質」を自然と取り入れられている良作という感じがしました。
詳細評価
  • 物語
  • 配役
  • 映像
  • 演出
  • 音楽
イメージワード
  • ・不気味
  • ・恐怖
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