山賊VS海賊と政府
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月26日 09時22分
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総合評価:
4.0
山賊、海賊。
関わらなかったはずなのに、国の大事な物を運んでいた政府の人間が、その内の1つを海に落として、更にクジラが襲ってきて、船大破。
お宝と聞けば、勿論、海賊、そして山賊も動き出す。
その切っ掛けが面白い。
海賊なのに、船酔いしているチョルボンが、山賊に転職するから。
山賊たちの、海のお宝情報を話すチョンソプ。
山賊でもお宝と聞けば、チョルボンを案内役にして、訳ありリーダーのチョンソプたちが、海に乗り込むのも笑える。
海辺にある船を見付けて乗り込む山賊の皆さん。「そんな船で行けない!」と、チョルボンが言っても、聞いてはくれないけど、絶対に無理な小ささ。
それでも行っちゃて、サメに襲われそうになるも、「クジラだー!」と喜んで、その後の展開は爆笑。
一方、海賊の方は深刻。
リーダーが悪代官のような人間で、副リーダー、ヨウォルは、部下を愛する真のリーダーで、ずっと眉間にシワ。
こちらも当然、もしかしてクジラが食べてしまったかも知れない、お国のお宝を探し回っている。
海賊、山賊、お国の海軍も入り乱れる、豪華なアクション。痛快で、何も考えずに観れるコメディアクション映画。
ヨウォルは「私の頭の中の消しゴミ」のあの人だった…メイクで分からなかった。