スッキリしたアクション映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月21日 10時45分
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総合評価:
4.0
戦前の中国の杭州にある韓国臨時政府が3人の暗殺団を派遣して、日本側の要人と対日協力者の要人を狙う話ですが、それほど昔のことではない事を、このようなエンタメアクション映画として製作が出来るところがけっこう意外でした。
同じ民族同士でも敵である日本側に協力する人物も狙う話ですが、物語自体はドロドロとした感じにならずに楽しめるものになっています。登場人物達のキャラが立っていて観ていて楽しめました。
物語の舞台は’33年ですが、トンプソン短機関銃などの派手な銃も使っているので、銃撃戦のシーンはとても迫力がありました。
暗殺団を狙う殺し屋の「ハワイ・ピストル」達が上手く物語に絡んできて、ストーリーに厚みをもたせています。
暗殺団で結婚式に忍び込み、銃撃戦が展開されるところは迫力満点になっていました。シャンプーの「アジエンス」の広告に出ていたチョン・ジヒョンさんが相変わらず綺麗だった事や、「ハワイ・ピストル」役のハ・ジョンウさんの演技が印象に残りました。