壮大なシリーズを締めくくる大団円
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月31日 20時10分
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総合評価:
4.0
大ヒットシリーズ「スター・ウォーズ」の完結編として、申し分のない出来だったと思います。
敵の強大さはこれまでになく驚異的で、クライマックスを感じさせますし、ラスボスとも言えるパルパティーンの醜悪さと言ったら凄いです。またパルパティーンの指揮下にある艦隊の迫力が凄まじく、観客に絶望感を感じさせます。
物語は言い方は悪いですが、こういった大作のSF物として予定調和的で、事前の予想通りではありました。ですが、過去8作分の物語と膨大な数のキャラクターを上手に纏めてみせたのですから、これ以上言う事はないでしょう。
ただ敢えて物足りない点を言うと、カイロ・レンの扱いが微妙だったかなと思います。エピソード7の時点からずっとメインキャラにしては小物感が強過ぎるのではと思っていましたが、この作品でやっと挽回どころがやって来ます。ですが、それまでの印象が強すぎて、観終わった後も「そこまでのキャラかなぁ?」と疑問に思ってしまいました。
見方としては勿論過去作を観ていた方が楽しめますし、特にエピソード7、エピソード8は観ておかないと何が起きているのかよくわからないかと思います。また、そこまで深い意味を求めずに、娯楽作として気軽に観るのがお勧めです!
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