考えさせられる作品
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月28日 16時40分
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総合評価:
4.0
トムハンクスが看守役として出演している作品です。
牢獄に入れられている死刑囚との話が映画の主なストーリーとなっているのですが、見終わった後に何とも言えないような感情になる映画でした。
黒人で体も大きく見た目が怖そうな死刑囚が、実は心の優しい男で無実の罪で死刑にされてしまいます。
この男が実は不思議な能力を持っていて、生き物の病気を治癒する事ができるのです。子供を殺害したという罪で死刑になる訳ですが、実際にはこの不思議な能力を使って子供を助けようとして助ける事が出来ずに子供を殺害した犯人として捕まってしまいます。
この能力と実際には無実だったという事を知った看守のトム・ハンクスは彼を何とか助けられないかと考えますが、実際には死刑が執行されてしまいます。
この映画を見終わった後に彼の死刑をなんとか止める事はできなかったのかと悲しい気持ちになりました。人々の命を救ってきた優しい男が無実の罪で死刑になってしまうというのがとても悲しい終わり方だったのでとても印象に残っている作品です。