主役のクリスチャンベールが映画の役作りの為にかなりの減量をして、見ている方が心配になるくらいガリガリに痩せ細った不眠症の男トレバーを演じていて凄いと思わされた映画です。
映画のストーリーも1年間眠ることが出来ていない主人公の周りで起きる、不可解な出来事を見ている側も一緒になって考えていけるのが面白かったです。
アイバンという男が重要な役割をしているのですが、トレバー以外には仕事仲間にも彼の存在は認識されていないのでとても不思議でした。
ラストにアイバンの正体が分かった時は、なるほどと納得させられました。
そしてトレバーが何故1年間もずっと眠る事が出来ずに不眠症になっていたのかというのも映画のラストで分かってスッキリします。
主人公が不眠症になった理由やラストのシーンを見ると悲しい映画でしたが、終わり方が良かったので素晴らしかったし、ミステリーやサスペンス作品が好きな人にこの映画をまだ見ていないならオススメしたい良作品です。