仲間由紀恵がきれい!
このレビューにはネタバレが含まれています
2020年8月8日 17時49分
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総合評価:
4.0
Jホラーの金字塔「リング」の続編です。
ヒットした映画の続編は、大抵面白くないことが多いのですが、こちらはとてもよかったです。
「リング」で怪異を起こす貞子がどのように誕生したのか、というお話になっています。
舞台は「リング」より30年前の昭和43年。
当時の雰囲気がうまく再現されていていい感じです。
貞子は劇団に所属しており、かなり大人しい感じの女性。
演じるのは仲間由紀恵さんです。
「リング」で出てくる恐ろしい貞子とは打って変わって、透明感のある美しさが見どころです。
同じ劇団の遠山との恋愛事情もあるのですが、結末を知っているだけに切なくなりました。
この「リング」に出演したことで、仲間由紀恵さんが見いだされ、別の映画に主演することになったので、こちらの作品は仲間さんの出世作といっていいかと思います。
貞子が可憐で、本来は癒す力を持っていたはずの貞子が追い詰められていく姿がとても悲しくなりました。
ラストの井戸に閉じ込められるシーンは「そりゃあ、これは呪うよ!」と言いたくなります。
仲間さんの演技だけでも見る価値あり、なのでおすすめです。