ただ27年経っただけ
2021年8月8日 20時26分
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総合評価:
3.0
あれから27年経ち、大人になったルーザーズクラブの面々が再びペニーワイズと対峙する物語。
今回は前作と比べると真新しいところがあまりなく、全体的に前と似てるなぁという印象があります。
ペニーワイズもたっぷり出てくるし、化け物感はさらにパワーアップ。でもどれもこれも前作とかぶるというか、フレッシュさに欠けます。大きく違うのがあの子供たちが大人になっているという点ぐらい。あとはそれぞれの前に恐怖の対象としてあのピエロが様々なクリーチャーになって登場。そしてある意味ファンタジーのような仕上がり。これは前作の方が面白いですね。
予告編を観た時はあのおばあさんが怖くてかなり期待してしまったのですが、怖がらせる手数が増えすぎてごちゃごちゃ、そして肝心のストーリーが頭に残らないというのが残念。
でも相変わらずペニーワイズは気持ち悪いですよ。なぜか一瞬素のビル・スカルスガルドが垣間見えるシーンがあってよくわかりませんでしたが、ビルさんが熱演しているのは今作でもよくわかります。