隠れたディズニー名作
2021年1月29日 22時51分
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総合評価:
4.0
公開当時、ディズニーといえばかわいらしくて、女の子らしいプリンセス…というイメージがある中で、自分の信念を持って、強くたくましく生きる女性を描いた作品は珍しいのではないでしょうか。この絵が受け入れられなくて…という点はあるものの、ムーランの生き方がすごくかっこいい!と共感してしまう。子供の時にこれを見てたら共感できたかな…と思うが、大人になって、見てよかった作品の一つ。最近のディズニー作品に登場するプリンセスたちの元になっているような印象。
相棒として登場するドラゴンも実はコンプレックスを抱えていて、それでもムーランのそばでとてもいい味を出していて、このドラゴンみたいな相棒がいたらなぁ…なんて思う。ちょっとしたロマンスもあるが、相手の男性の顔はどうしても受け入れられなかった。人としてはとてもいいんだが…。
また、ムーランが本当の自分の姿と作られた姿の間で葛藤する「リフレクション」という曲は日本語歌詞だといまいちだが、曲調はすばらしい。