「ファーロング君の名演が光る」 アメリカン・ヒストリーX 中田さんの映画レビュー

ターミネーターシリーズでおなじみのエドワード・ファーロング君。
坊主も似合ってる。

ファーロング君のお兄ちゃん、デレクは成績優秀で黒人文学にも長けていたが、消防士の父を黒人に殺害され考えが一変。白人至上主義のネオナチに。
父親の形見の車が盗難に合いそうになり、黒人2名を残酷に殺害、懲役を受ける。

刑務所の中で起こった白人の行いや、黒人の友人が出来た事でデレクの考えが変わり・・
ネオナチの兄を慕っていたファーロング君は、兄の変化にとまどい・・

人種問題を改めて考えさせられるテーマ。
政治問題や社会問題を題材にし映画化する監督、脚本家、俳優。拍手。
日本でも、社会問題を題材にした映画がもっと作られればいいんだけど。