ザ・ホワイトタイガー
インドの貧しい村出身の青年バルラム・ハルワイ(アダーシュ・ゴーラヴ)は、裕福な一家の運転手となる。生まれた身分から使用人になるしかない彼は、抜け目なく立ち回り主人からの信頼を得ていくが、ある出来事をきっかけに、雇い主一家が自分をわなにはめ犠牲にしようとしていることに気付く。野心的なバルラムは不公平で腐敗した社会に服従するのではなく、自ら運命を切り開くべく立ち上がる。
ちょっと衝撃的な内容だったなぁ。インドに蔓延る闇、問題をあっさりと見易い映画にして世に出してくれたものであり、でもまだインドの抱える問題を隠している作品でもあるなと感じた。 今作はインドにまだ残るカースト制の問題を描いていて、その問題から派生した人権問題も描かれているかと。いかにインドの社会でお金が、身分がものをいうか。 結末?がちょっと意外なものだったので衝撃的でした。 インドではカースト制が残した貧富の差が物凄く激しく中でも下層にいる人達はどう足掻いても、どう這いつくばってもそこから抜け出す事は不可能に近く、今回の映画ではインドの中では低い層にいる、バルラムが裕福なインド人若夫婦に何とかして仕え、運転手をし、起業家に成り上がる話。このインド人夫婦の夫人役で自由な役柄を演じるのがプリヤンカーチョープラー。 日本でも身分制度があり、士農工商の下にあった身分のように インドにも多分 バルラムより低く酷い扱いをされている人たちがいるはず。インドは宗教色も強いので、日本からしたら本当に理解できないしきたりや、身分がまだまだ存在します。 途中で物語の起点となる出来事がおこるのですが、そこが日本では有り得ない事ですね。本当に衝撃的だしかわいそう。 でもなんかこんな内容どこかで見たな、スリーモンキーズか。あれはトルコがどこかの映画。この映画では被害者の事がちっとも描かれていない。 あくまでこっち側の事なんですね。 そこを見せたい映画だからなんだろうけど。 日本は身分制度がもうほぼ無くなってます。いやもちろんまだ残っているし、偏見なんかはありますが、昔の人や昔ほど就職や結婚に影響しないし、このインドに比べたら目に見えて残ってはないでしょ。 インドは無くなる日がくるのかな。同じ命で同じ人間なのにあまりにひど過ぎるなーと感じる。下層の人たちにはチャンスすら無いなんてね。 日本がいかに住みやすく、安全な国なのか分かります。 このままインドが発展していけば日本よりも経済的に上にきますが、そうしたらもっとこの貧富の差も激しくなるんじゃないかな。 主人公が話す言葉 すごく残る 世界の未来は黄色と茶色の人間のもの 黄色といっても、日本では無さそうですけどね。 あと 反逆は成功 インドではこうでもしないと這い上がれないと言うことを物凄く物語っています
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