パートナーと一緒に観ないでください
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月12日 16時08分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
キャストや、モノクロのお洒落な感じ、予告に惹かれてるのも無理はない。
ゼンデイヤはセクシーでキレイだし、「ブラック・クランズマン」で笑わせて「テネット」で魅せたジョン・デヴィッド・ワシントンの作品は多くない。
魅力溢れる2人が演じるカップルのある一夜。
始まりから、もうオシャレ。
モノクロで、ガラス張りの家の向こう、坂から車のライトが光って近付いてくる。
そして、昔の映画のような演出。
監督のマルコムは、プレミア試写会、アフターパーティーが終わって興奮状態。
パートナーのマリーは、白けた顔してドレスのままマカロニ&チーズを作っている。
ここから、2人の忘れられない夜が始まる。
マリー役のゼンデイヤのアップに耐えられる美しさに見惚れ、言っている言葉に
「うわマルコム最悪」
と、これから始まる夜の悪い予感。
バスタブに入り気分転換するマリーを、マルコムが追い詰める。
「マリー、お前もか…」
どっちもどっちやないかい…と思いつつ見守る…しかない。
途中、観るの挫折しそうになったけど、2人がどうなるのか知りたい欲は、隣のカップルや夫婦のケンカが聞こえてきて、どうなったのか知りたいゲスい自分を見せられた。
舞台で観たい。もっと違って見えてくると思う。