映画館で観るべき!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月13日 16時56分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
小3の娘が観たがったため久ぶりに映画館へ。
音楽が素晴らしいとの前評判通り、冒頭から主人公の歌声に惹きつけられました。
どんな曲調も歌いこなす中村佳穂さんの歌唱力、リズム感に脱帽です。
正直、彼女の歌を大音響で聴く目的だけでも映画館で観る価値があると思います。
映像も仮想世界の華やかさ、美しさ、浮遊感が映画ならでは。
様々なキャラクターが登場して、娘も飽きることなく映画に集中していました。
華やかな仮想世界と田舎風景の対比が面白く、映画館の大画面向きの映画だと思います。
心に傷を負った少女の成長していく姿、田舎の学生がこんなことできるの!?というワクワク感、人を思いやる気持ちに溢れた心温まるストーリー。
仮想現実と現実世界を行き来しますが、小3の子どもでも理解できていたので大人から子どもまで楽しめる内容になっています。
細田守監督の作品を夏休み期間にもう一度見直してみたいなと思わせた映画です。今後の監督の作品にも期待!