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「幸せだった頃の思い出に縋り続ける悲しい主人公…」 レミニセンス mikopuさんの映画レビュー

レミニセンス Reminiscence

幸せだった頃の思い出に縋り続ける悲しい主人公…

このレビューにはネタバレが含まれています

2021年9月27日 22時31分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
クリストファー・ノーランの弟ジョナサン・ノーラン製作。
予告映像では世界観が少しクリストファー・ノーランの作品『インセプション』に似たような雰囲気も感じ、ヒュー・ジャックマン演じる主人公は記憶潜入(レミニセンス)エージェント、きっとクリストファーの作品のような複雑難解な物語を解決していくに違いない!と期待も大きかったのですが、実際の観ていくうちにスケールの違いにアレ?
あらすじはふいに主人公ニックの前に現れた謎の女性メイ、彼女の不思議で妖艶な魅力にすぐ虜になったニック。
だがその女性は数ヶ月で忽然と失踪…
その失踪をいつまでも受け入れられず仕事中にも公私混同、よく素性もわからない彼女を追う事ばかりに夢中になっていく執着心にここまでいくとちょっと気持ちかも、、なんて思ったり(笑)
ですが話が進んでいくにつれメイの主人公には知らなかった過去や、なぜ急に姿を消したのか、それはメイ自身の本当の意思では無かった、そしてニックには決して話せない事情や苦悩する姿が段々とわかっていくシーンでは私的には素直に感情移入してせつない気持ちに。。
終盤、もう戻ってくる事はない彼女を忘れて前を向いて生きていく選択肢だって彼にはあったのに。
でも彼の選択した世界は一生彼女との幸せだった思い出に記憶潜入の機械の中で永遠と浸り続ける事。
その姿にはニックのメイへの愛情と前を向いて生きていけない弱さを感じ胸が苦しくなりました。
口コミを見ると両極端な意見が多かったのは納得。
ですが私個人的には幸せだったあの頃にずっと生きていたいという主人公の選択もわからなくはない…
と色々考えさせられる作品ではありましたが、やはりクリストファー・ノーランの作品ほどの深さがないのが惜しいかなぁといった感じでした。
詳細評価
  • 物語
  • 配役
  • 映像
  • 演出
  • 音楽
イメージワード
  • ・悲しい
  • ・泣ける
  • ・不思議
  • ・絶望的
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