仕事よりも家族が大事。これにつきます。
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月18日 17時31分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
仕事(花を育てる)ばかりやって、家族を見捨て、金もないまま気づけば90歳が近づいていたアール・ストーン(イーストウッド)が、ひょんなことから、麻薬カルテルの運び屋になる。金銭的な問題は解決しても、そうとは知らずに犯してしまった過去の過ちにようやく気付いていく物語ーーです。
よくある仕事ばかりやって家族をおざなりにしてたやつが改心していく系なんだけど、そこに運び屋ってのと、高齢のじーさんって要素が入ってくるだけで飽きることなく見入ってしまいました。
若いうちにこの映画を見れてよかったと思いました。仕事よりも家族が大事。そんな当たり前のこともおそらく、仕事している中だとなかなか気づけないものだと思いました。
最後に「失敗が許されない運び屋をしてる時に、妻が病気になって命が危ないから早く来てほしい。さぁどっちを選ぶ?」ってので、妻の元へ向かう選択を選んだのが感動しました。
あと、主人公の何気ないジョークがよかったです。人生色々経験しました感がいい具合にでてました。
最後は、捕まって刑務所にいくんだけど、家族ともう一度やりなおすことができてハッピーエンドって感じであとくされなかったのもよかったです。
カルテルグループとちょっと仲良くなる感じもほほえましかったです。カルテルグループの一度やったら抜け出しにくい状況とかもうまい具合表現してて考えさせられました。
「昨日よりも今日はもっと幸せ」「あぁ、けど明日ほどじゃない(笑)」この冗談まじったようなセリフが最高でした。