スモークジャンパーの映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年8月10日 15時18分
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総合評価:
3.0
スモークジャンパーという、山火事の際に飛行機からパラシュートで降下し、救助活動や消化活動を行う消防士を素材に描いた映画ですが、そこに殺し屋に追われる子供が逃げてくるというものです。
何かと映画ではヤバい相手として描かれる殺し屋ですが、こちらでは結構本格的な武器を持っていても都会から来たので上手く行かない展開になっています。
なんと行っても山火事が迫力を持って描かれていて、それを地上で消す消防士の方の大変さがよく解る映画になっています。
ハリウッドの資金力と技術力を活かせた映画でしょう。
いろいろな要素が出てきますが、特にどれかが活かされることなく展開していったのが残念です。
テイラー・シェリダン監督の映画では「ウィンド・リバー」で怒涛の銃撃戦が展開されましたが、当たり外れが多い監督のようです。
山火事のシーンに関して手間を取られすぎて、このような映画になったのかもしれません。
伏線をしっかり回収する映画が好きな人にはイマイチかも知れません。