レオン
リュック・ベッソンが初めてアメリカで製作したバイオレンス・アクション。ニューヨークを舞台に、凄腕の殺し屋レオンと12歳の少女マチルダの純愛と戦いを描く。大都会の片隅で出会った孤独なふたりの葛藤と壮絶なアクション・シーンがほどよくブレンドされた佳作。
数々の名作を生み出したリュック・ベッソン作品でも特に有名な作品です。 若き日のナタリー・ポートマンが見れるのも見どころの一つですね。 無口でルーティンワークの好きな殺し屋レオンと突然何者かに家族を殺されてしまい復讐を誓う少女マチルダの2人のなんとも切ないヒューマンストーリーです。 世捨て人のレオンが少女マチルダの奔放さに心を徐々に開いていく姿と、少女のマチルダが自分の知らない世界の大人であり殺し屋のレオンを真似していく姿は、ラストシーンを考えると緻密に演出されている作品だと思います。 不器用なレオンだからこそマチルダの決意を揺るがすことができず、不本意ながら少女に殺し屋としての仕事を教えてしまったのでしょうか。 敵役として出演しているゲイリー・オールドマンのクレイジーっぷりも後半スカッと持っていくために素晴らしく憎たらしく演技されていたと思います。 内容も非常に面白いですが、ところどころで出てくるミルクを飲むシーンは印象的ですね。 この作品を見るとこちらも牛乳を飲みたくなってしまいます。 まだ見ていない方は必見です!
この映画も世間では軒並み評価の高い外れ無し作品として名だたる作品となっていますが、私はそこまで特に良いとは思えませんでした。というより先に評価を見てからそんなに面白いならと見たくちです。 まずレオンがあまりにも一般人すぎてちょっと愛嬌すらあります。日々のルーティンをあれだけちゃんとこなす人なんてもう家政婦さんレベルです。それにちょっといいひと過ぎました。まぁそこがこの映画が高い評価をされている所以のギャップってやつなのかもしれませんが。 若かりし頃のナタリー・ポートマンがいい演技をしています。展開の渋さに加えてマチルダの無感情さがシーンにマッチしています。それに敵対する麻薬取締役官の非常さには終始イライラさせられっぱなしだった。もちろんポートマンもいいんですが、個人的に一番はまり役だったのはゲイリー・オールドマンではなかったんだろうか?彼がこの映画を一段上の階層へと引き上げていた役回りのような気がします。 だんだんラストシーンが想像できてしまうあたりはストーリーの妙味でいいのか悪いのかはわかりませんが、あのラストシーンが強烈過ぎて全ての評価を持っていかれました。中身の細かいところは覚えていないのにあのラストシーンの映像だけは何故だかいまだに忘れることができません。 その直後に流れるスティングの”shape of my heart”のあの一連の流れだけでも鳥肌が立ちます。
このレビューにはネタバレが含まれています
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