ミッドウェイ
山本五十六(豊川悦司)、山口多聞(浅野忠信)、南雲忠一(國村隼)率いる日本軍の艦隊が真珠湾を攻撃する。戦艦エンタープライズの艦長ハルゼー(デニス・クエイド)は、パイロットのディック(エド・スクライン)と彼の隊に日本軍艦隊の追跡を命じた。アメリカ軍のニミッツ最高司令官(ウディ・ハレルソン)とレイトン少佐(パトリック・ウィルソン)は、次の戦闘に備えるため日本軍の戦略を分析し、やがてミッドウェイで両軍が激突する。
ドキュメンタリー映画ではないので、当然、脚色はあるでしょうが、それにしても真珠湾攻撃からミッドウェー海戦までの米軍の士気の低さがこれほどまでに描写された作品はあったでしょうか?。 「絶対(日本軍)に勝てっこない」と大柄なヤングアメリカンが顔面蒼白となって縮こまり震えている様は、今までの戦争映画のイメージを大幅に覆す程。 そして、米映画であるにもかかわらず、日本軍士官の描写にも敬意をもって描かれていますし、山本五十六と南雲忠一との確執による足並みの乱れや、慢心など、敗因も容赦なく分析されており、中立的なストーリー運びに唸らされます。 エド・スクライン演じる爆撃中隊長ディック・ベストの向こう見ずな勇敢野郎キャラクターは、「ザ・ハリウッドヒーロー」然としておりますが、娯楽映画の主役はそうであるべき。 豊川悦司(山本)と浅野忠信(山口多聞少将)とのやり取りも魅力的で、特に浅野が憤慨して「私は南雲中将ではありません!」と発した際の「ニヤリ」と不敵な笑みを浮かべる豊川が非常に印象に残りました。 米軍のドーントレスの急降下爆撃時の日本軍の対空砲火の苛烈さのリアル感、ありえなさ感の臨場感も凄いです。
とにかく戦闘シーンは迫力満点!戦闘機や軍艦もリアルで単純にかっこよかった。 この作品は映画館で大画面、大音響でみるべきだと強くお勧めする。 ストーリーは太平洋戦争の勝敗の決め手となったミッドウェイ海戦えお描いている。 アメリカ軍の情報部が日本軍の暗号の解読に成功。日本軍の作戦を事前に察知し勝利を収めるという、史実に基づいたストーリー。 国民性の対比がわかりやすく描かれているのもポイント。 アメリカ人・・・家族のために戦う。感情を表に出す。陽気。 日本人 ・・・国のために戦う。寡黙。生真面目。 細かい人物描写があるわけではなく、特別な感動や大きな驚きがある作品ではないけど、戦闘シーンでスカッと!したい人にお勧めできる作品です。 普段はあまり戦争映画は観たりしないが、この作品をきっかけに、他の戦争映画も観てみようと思う。
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