観る人を選ぶ映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月2日 08時35分
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総合評価:
3.0
招待されて行ってみた村で大変な目に遭う。
日本のみならず世界中のある地域の変わった風習や文化によって衝撃を受けるだけでなく、その独特な雰囲気と行為に巻き込まれて死んでしまうストーリーの映画はたくさんある。
今回はトラウマ級だ。
ミッドサマーの舞台は、スウェーデン。内容は、夏至祭のお祭りというわけで日本人には馴染みがなく、何するの?という感じだ。
実際参加する主人公と仲間達も、私たちと同じように予想できない村人の行動に興味津々。
全く日の沈まない時期にある独特なお祭り。
シンボルの周りをぐるぐると踊りながらまわったり、誰かが泣けば同調して泣いたりと困惑の嵐だ。
人の死と性のコンボも、顔をしかめてしまうほどで非常に気分が悪くなる。
しかし、これ何?なんでこうなったの?と観終わった後考察サイトで他人の意見を見てみたくなる衝動がある。
最初引っ込み思案だった主人公が、心を開いてこの習慣を受け入れていくさまは視聴者を複雑な気持ちにするのだった。