リアルな宗教映画
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年9月26日 14時32分
役立ち度:0人
総合評価:
4.0
Netflixでも公開されたので見てきました!
簡単にあらすじを説明すると
大学生の主人公ダニーの妹がある日精神状疾患を抱えており両親を巻き込んだ一家心中にて死亡。ダニーの精神不安がピークに。一方恋人のクリスチャンは不安定なダニーにうんざりしている最中。別れたい気持ちも強く、周りの友人にも本心を打ち明けていますが、最後の一言がどうしても言えません。 次の夏、クリスチャンは友人・ペレの誘いで、スウェーデンのホルガ村に行く予定を計画。そこでは90年に一度の夏至祭が行われており、彼らは論文を書くために向かう。 ひょんなことから彼女も旅行へ同行することに。 ホルガ村には雲一つない青空が広がり、明るい村人に迎え入れられて満足げな学生たち。しかし徐々に「ミッドサマー(夏至祭)」の狂気に気づいてしまい――。
という内容です。
ここからが所感です。
率直な感想としては宗教映画です。
カルト宗教特有のの客観的なロジックが全く通じない「伝統だから」、「仕来りだから」といった常識では考えられない無茶苦茶な行動を平気で取ります。カルト宗教の人たちには基本的に“理性”が無い。カルト宗教の人たちには“自分の考え”っていうものがない人達です。 そういった描写が随所に出てきており、且つリアルに描かれています。かなり気持ちが悪くなる映画なので見る際は覚悟した方が良いかと思います。