作り手の緻密な計算がすごい!
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年2月16日 12時12分
役立ち度:0人
総合評価:
5.0
シンプルに面白かった。
主人公の青年2人が前線で戦っている部隊のところまで作戦中止の伝令を伝えるまでをリアルタイムで進んでいく。撮影技法がワンカット風に撮られているので臨場感がすごい。
ただ歩いてるシーンだけでも堀の中が目まぐるしく動いてる様にみえるし主人公達とそれ以外の動き方がちょうどよくみえる。
これをワンカットで作ってるのだから素晴らしいの一言。
えっこのシーンもワンカット?
えっどうやってんの??
って思ってどんどん映像と世界観に
引き込まれていった。
ワンカットだからこそのセリフとセリフの行間や
移動の間がリアルだし見ていて邪魔にならないのでよかった。
背景や小道具の作りもかなり繊細だし
さっきまでここで戦いがあったというのが
リアルに伝わる。
みどころ?である戦闘機墜落シーンや
後半の爆撃を受けてるシーンなど
ワンカットだからといってアクションが地味なんてことはなくすごい迫力があった。
これは映画館で観たらもっと迫力あって
面白いんだろうなって思える作品だった。
戦争映画苦手な人にもおすすめできる。