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「臨場感」 1917 命をかけた伝令 naoさんの映画レビュー

1917 命をかけた伝令 1917

臨場感

このレビューにはネタバレが含まれています

nao
2021年9月14日 10時01分 役立ち度:0人
総合評価: 4.0
第一次世界大戦の中での主にイギリス軍の兵士達のリアルな臨場感を味わえた気がしました。
敵が潜んでいるかもしれない中を、突然2人だけで大切な伝令を持って突き進んでいかなければならなくなった心境はどんなものだったろうと、その恐怖感などを想像しながら観ていました。
塹壕やケガ人、横たわる死体達などの様子が臨場感を盛り上げてくれていました。
「全編ワンカット」が売りとの事でしたが、自然な流れの中で進んで行った感じに特にそれは気にならなかったです。
戦争の事は何も知らないので偉そうに言えた立場ではないのですが、見晴らしの良い平原を突っ立って歩いて行くシーンや、敵が近くに潜んでいるかもしれない建物内の通路を、壁に沿う事無く真ん中をずっと歩いて行ったりと、やや緊迫感のない動きの部分は私には違和感が残りました。
また、撤退したドイツ軍・塹壕のイギリス軍よりも高く積まれていた様子や、その奥のベッドのある広い部屋などその構築力を見ているとイギリスの方が弱かったのかな?と思えてきて、でも調べるとイギリス側が勝っていたのですね。
最後に主人公がほっとして木に寄り掛かるシーンが印象的でした。
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