騙され系の映画なのだが。あぁ何だかモヤモヤするぅ~
このレビューにはネタバレが含まれています
2021年1月30日 18時16分
役立ち度:0人
総合評価:
3.0
一応主演はスティーブン・ボールドウィンなのかな?でも完全にケヴィン・スペイシーやガブリエル・バーンが演技で主演を食っている典型的な作品じゃないかな?でも個人的には大好きな007シリーズ消されたライセンス(ティモシー・ダルトンが好きなので)で敵役で出ていたデル・トロが出ていたのが嬉しいですね。チンピラ役でこの人の右に出る人を私は知りません。
一応カイザー・ソゼなる伝説の人物を巡り予想もしなかったラストの展開へとなだれ込んでいく展開なのですが、正直時間軸が曖昧で分かりづらかったのが残念です。もっと言うなら最初の5人の設定も、もうちょっとはっきりさせて欲しいですね。キャラのバックボーンを感情移入する時間があまりにも早すぎてその分ストーリーにいまいち入り込めないんですよね。
だから皆さん見終わってから「アレ??」ちょっと巻き戻してみるかな?ってなるんです。私もそうでした笑
この映画ラストこそが最大の見せ場なのに、あの夢落ちでした!的な展開にモヤモヤが収まりません。皆さんこの映画を腹落ちしてスッキリと「あぁ!そうなるのか!」とした人ってどれ位いるのでしょうかね?まぁ確かにあの足の障害も嘘でした!となったのは「おぉ!」ってなりましたけどね。
あとどーでもいいんですが、あのコバヤシの事務所の漢字・・・あれはないでしょう!あれが日本企業の海外のイメージなんでしょうかね?